(写真:haaretz.com)
イスラエルのネタニヤフ首相は29日、ヨルダン川西岸の入植地ベイトエルに、住宅300戸を「即時」建設することを承認しました。
最高裁判所がこの日、ベイトエルで建設中の住宅2棟について、パレスチナ人の土地に違法に建てられているとして、解体を命じたことを受けた措置です。
首相はまた、パレスチナが将来の独立国家の首都と位置付ける東エルサレムに、約500戸の住宅を建設する計画も承認しました。
これを受け、パレスチナ自治政府のアッバス議長は「和平プロセスを再開させようとする国際社会の努力を壊すものだ」と反発しました。