国連事務総長、イラン外相と18日に会談へ

(VOVWORLD) -国連のグテレス事務総長の副報道官は16日、同事務総長がニューヨークを訪問中のイランのザリフ外相と18日に会談することを明らかにしました。

対立が激化している米国との対話を促すとみられます。

両国間に関係改善の糸口は見られません。イランの国連代表部は16日、ポンペオ米国務長官やトランプ米大統領がイランがミサイル計画の交渉に前向きな姿勢を示していると発言したとの報道を否定、「いかなる状況でもミサイルの交渉はしない」と反発しました。

ザリフ外相は国連の経済社会理事会の閣僚級会合に出席するため訪米しましたが、米国務省は入国のためのビザを発行、移動範囲は空港と国連本部、イラン代表部、イラン大使公邸に制限しました。グテレス事務総長は移動制限に関しての懸念をホスト国(アメリカ)に伝えたといいます。アメリカは国連の会合やイベントに出席する外交官へのビザ発給が義務付けられています。ロイター通信によりますと、北朝鮮やキューバの外交官も移動制限がかかっています。

ご感想

他の情報