文化省、クメール族の遺産を国家遺産に認定

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ブオン葉に刻まれたクメール族のサットラという書籍(写真:nkd.com.vn)


先ごろ、文化スポーツ観光省は、ベトナムの少数民族クメール族の「ブオンという葉に文字を書く技術と知識」を国家無形文化遺産として認定しました。

国家文書保存局によりますと、ブオン(Buong)葉に刻まれたクメール族のサットラ(Satra)という書籍は19世紀に誕生したクメール族の古語を使う希少な古書で、南部アンザン省の文化の特徴を示すものです。これらの書籍は、仏教や、昔話、祭り、民間遊戯などに関するものです。

現在、これらの書籍はアンザン省のチートン県とティンビェン県の30ヶ所の寺院で保存されており、その中で、100冊の仏教経典があるということです。今後、アンザン省は民族学博物館や、社会科学アカデミーと連携して、この特別な文化遺産を保存する計画を立案します。

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