朝鮮民主主義人民共和国・イランとの対立解消の鍵は外交-英外相、米大統領と一線画す

(bloomberg.co.jp)核開発を巡る朝鮮民主主義人民共和国やイランとの問題解決の鍵は外交にあります。
朝鮮民主主義人民共和国・イランとの対立解消の鍵は外交-英外相、米大統領と一線画す - ảnh 1 英外務省のジョンソン外相(写真:AFP/TTXVN)

イギリスのジョンソン外相は23日にロンドンでこのように演説する予定で、トランプ米大統領の対立姿勢とは一線を画します。

英外務省の電子メールによりますと、ジョンソン外相は英王立国際問題研究所で世界の安全保障について話す際、核兵器拡散を止める外交努力が「世界をより安全で不安の少ない、自信に満ちた繁栄の場とすることに寄与してきた」と言明します。特に、「われわれが生きている未曽有の平和と繁栄の時代へのアメリカによる最大の貢献の一つ」として、1970年発効のNPT=核拡散防止条約の成功を強調します。

トランプ大統領は今月、ティラーソンアメリカ務長官が朝鮮民主主義人民共和国との交渉を求めていることについて「時間を無駄にしている」とツイッターに投稿しましたが、ジョンソン英外相は朝鮮民主主義人民共和国に対し、核開発を巡る対立解消で戦争は選択肢として残るものの、金正恩朝鮮労働党委員長が「進路を変更すれば」紛争回避は可能とのメッセージを伝えます。同外相はイランについても、米英にドイツとフランス、ロシア、中国を加えた6カ国との間で成立した合意を維持すべきだとの考えをトランプ大統領に対して示します。

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