29日、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・ティエン・ニャン議長率いる作業グループはホーチミン市のハイテック地区を視察しました。

同地区の指導者との会合でニャン議長は「これまでホーチミン市のハイテク地区は効果的な活動を行ってきたと高く評価するとともに、ホーチミン市は科学技術に関する政府の政策を適切な規定で具体化させた結果、困難を乗り越え、発展を遂げている。国内各地はホーチミン市のハイテク地区の経験を参考にしてハイテク開発政策を作成する必要がある」と強調しました。

また、ニャン氏は「同ハイテク地区の効果的な活動はホーチミン市の経済構造の移行やGDP＝国内総生産に占めるハイテク産業とサービスの比重の向上に向けての成長モデルの変更に寄与してきた。今後、同地区を地域屈指の科学技術開発研究センターへと発展させ、ホーチミン市の知識経済の重要な一部分にするという目標が設定された」と明らかにしました。