(VOVWORLD) - この間、全国各地で、貧困者が楽しい旧正月テトを過ごせるような支援活動が活発に行われています。
「仁愛の手をつなごう」プログラム |
17日夜、中部クアンチ省で、「仁愛の手をつなごう」というプログラムの発動式が行われました。このプログラムが行われるのは今年で14回目で、困難な状態にある人たちがテトに楽しいひと時を過ごせることが狙いです。このプログラムに寄せられた義援金は発動式の時点で、90憶ベトナムドン(日本円で4200万円)にのぼっています。クアンチ省祖国戦線委員会のグエン・ダン・クアン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「クアンチ省では、住宅をはじめ、基本的な社会サービスを十分に受けられており、十分なテトを楽しむことができない世帯が多いです。、「仁愛の手をつなごう」というプログラムは、各組織と個人に対し、貧しい人たちがより楽しいテトを過ごせるような支援を呼びかけるためのものです。」
同日、ホーチミン市で、同市農民協会は、貧困な状態にある農家を支援するための「テトによいことをしよう」というイベントを行いました。同協会のグエン・ティ・バック・マイ会長は次のように語りました。
(テープ)
「このイベントは、農民が楽しいテトを楽しむとともに、彼らに社会福祉へのアプローチを促進し、農具などを提供するために行われたものです。イベントで、多くの企業や個人から貴重な支援を頂きました。これらの支援を受ける農民たちは、貧困から脱出するためにさらに取り組むでしょう。」
なお、「テトによいことをしよう」というイベントが行われるのは今年が11回目で、この11年間、約850憶ベトナムドン(日本円で4億円)の義援金が寄せられました。