ISの自爆攻撃 イラク政府軍指揮官ら死亡

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(NHK)イラクの政府軍と過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘が続く主要都市ラマディで、政府軍の指揮官らがISによる自爆攻撃を受けて死亡し、ラマディなどの奪還はますます困難な状況となっています。

イラク西部アンバール県の中心都市ラマディの郊外で27日朝、ISと戦闘を続けていた政府軍の部隊が爆弾を積んだ車や迫撃砲による攻撃を受けました。政府 軍の報道官によりますと、この攻撃で兵士10人が死亡、11人がけがをし、死亡した中には、アンバール県の軍事作戦の指揮をとっていたアブラギーフ副司令 官ら2人の高官が含まれているということです。

攻撃のあとISはインターネット上で声明を出し、4台の車で政府軍の司令部の建物への自爆攻撃を行ったこと を認めました。
アンバール県では、アメリカ軍などの空爆の支援を受ける政府軍が、イスラム教シーア派の民兵組織と共に、5月にISに制圧された主 要都市ラマディの奪還に向けた作戦を進めています。

しかし、ISは爆弾を積んだ車で突っ込む自爆攻撃を多用しているほか、政府軍の幹部を狙った攻撃も繰り 返していて、政府軍にとってラマディなどの奪還はますます困難な状況となっています。

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