農業農村開発を推進する要素

(VOVWORLD) -農民たちは、農作物の転作、現地の潜在力とメリットの活用、生産活動への先進技術の導入などを積極的に行いました。

「農民が優れた経営生産に励み、富を築き、貧困の持続可能な解消のために団結して、助け合う」という運動が、1989年にベトナム農民協会によって発動されました。33年にわたって実施されて、この運動は全国規模で発展し、ベトナムの刷新時期における農民階級の広範な大衆運動となっています。これまでに数百万人の農民がこの運動に参加し、優秀な農民になり、農業農村開発の推進に貢献してきました。農民たちは、農作物の転作、現地の潜在力とメリットの活用、生産活動への先進技術の導入などを積極的に行いました。

ベトナム農民協会の代表者グエン・キム・ホア女史は次のように明らかにしました。

(テープ)

「毎年、約360万世帯が、「優秀な生産経営世帯」という称号を授与されています。また、億万長者となる農民の数も増加しつつあります。このような農民は、一般農民にとっての模範となり、雇用創出、新農村建設、農村部での政治的安全保障、社会秩序、領土保全に貢献しています」

現在の知識経済時代では、農業は第4次産業革命の新しい科学技術が身近になっています。今日の農民は、農作業に従来の農法を活用し続けるだけでなく、スマート設備、先進的科学技術を導入しています。優れた農民は、臨機応変に対応し、好機を掴んで、経済発展に励んでいます。

南部カントー市ビントウイ区にあるバイボン魚加工工場の経営者であるリ・バン・ボンさんは次のように語っています。

(テープ)

「当初、私は、魚の養殖だけをしていました。しかし、成魚の販売価格が不安定であったため、稚魚の販売、魚の加工を行うことにしました。現在は、観光サービスも提供していますよ」

農業農村開発を推進する要素 - ảnh 1フン副委員長(vnexpress.net撮影)

中央経済委員会のグエン・ズイ・フン副委員長は次のように述べています。

(テープ)

「多くの農民が農業分野で活躍しながら、農業の研究者としての役割を果たすと同時に、電子商取引や最新技術を導入して自分が作った農産物を販売しています。ですから、農民たちが、社会主義を志向する市場経済の要求に対応できるように、彼らの知見、能力を向上させる必要があります」

2030年までの農業農民農村に関する第13期党中央委員会第5回会議の決議は、「農業は国の利点、経済の支えである。農民は農業開発と新農村建設過程における中核的な役割を果たす」と強調しています。

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