チェチェン3か所で警察襲撃、ISが犯行声明 ロシア南部

【AFP】ロシア南部チェチェン共和国で20日、武装した男らが3か所で警察を襲撃し、複数の警察官が負傷しました。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出しました。

チェチェン3か所で警察襲撃、ISが犯行声明 ロシア南部 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

ロシア連邦捜査委員会は、自爆攻撃未遂を含む3件の襲撃事件について捜査を開始したと発表しました。

同委員会によりますと、最初の事件は午前中にシャリで発生しました。男2人が警察署に押し入り、刃物で警察官2人を負傷させました。チェチェン内務省は、襲撃犯2人は射殺されたとしています。

次にシャリの北に位置するメスケルユルト村で、リュックサックを背負った男が警察詰め所のそばで自爆攻撃を試みたものの、同委員会によると「爆発の被害を受けた警察官や市民はいなかった」といいます。

3件目の事件では、チェチェン首都グロズヌイ郊外で、男が交通警察官1人を車でひこうとした上、逃走中にさらに警官2人をはねました。同委員会は「犯人らは無力化された」としています。

米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループによりますと、ISは傘下のプロパガンダ機関アマックを通じて犯行声明を出しました。

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