朝鮮国営メディア 南北首脳会談は「画期的な転換点」

(VOVWORLD) -朝鮮の国営メディアは、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が20日まで南北首脳会談のため朝鮮を訪問したことについて、「互いの関係を新たな平和の軌道へと加速度的に発展させ、統一への全盛期を開いていく画期的な転換点になった」と伝え、成果を強調しました。
朝鮮国営メディア 南北首脳会談は「画期的な転換点」 - ảnh 1南北首脳会談後の文大統領と金委員長=THX/TTXVN

朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、21日付けの紙面で1面から4面にわたって、南北首脳会談の結果や、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長とムン・ジェイン大統領が20日、「民族の聖地」とされるペクトゥ(白頭)山にそろって登ったことなどを35枚の写真とともに伝えました。

この中で、ムン大統領の訪朝や、南北首脳会談の結果について、「北と南が手を取り合ってもたらした貴重な成果をさらに強固にした。互いの関係を新たな平和の軌道、和解と協力の軌道へと加速度的に発展させ、統一への全盛期を開いていく画期的な転換点になった」と伝え、成果を強調しました。

また、両首脳がペクトゥ山の山頂で、カルデラ湖を背景に、手をつないで頭の上に高く上げる写真を1面で大きく伝え、「民族の象徴に登り、平和と繁栄の新時代に明確な足跡を残したことは、民族の歴史に特記すべき出来事だ」として、民族の一体感を演出しています。

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