
アメリカ海軍の航空母艦カール・ヴィンソン(写真:AFP-TTXVN)
アメリカ共和党が多数を占める下院本会議(定数435)は4日、オバマ大統領が大統領権限で実行すると表明した移民制度改革を無効とする法案を219対197の賛成多数で採択しました。
民主党が主導権を握る上院で否決されるのは確実で、オバマ政権との対決姿勢を示すとともに、移民制度改革に強く反発する共和党保守派のガス抜きを図る政治的な意味合いが濃いです。
法案は大統領権限による不法移民救済は合衆国憲法や連邦法を逸脱しているとして、今回の改革を「法的効力がない」と規定しています。
大半の共和党議員が法案に賛成したが、選挙区に中南アメリカ系(ヒスパニック)有権者を多く抱える議員ら7人が反対に回りました。アメリカ政府高官は「問題を悪化させるだけの法案」だとして、下院共和党を批判しました。