イギリスの総選挙は日本時間の午後3時から投票が始まり、伝統の2大政党制を担ってきた保守党と労働党の支持が伸び悩むなか、地域政党や少数政党が勢いを見せ、近年にない激戦となることが予想されます。
議会下院の650議席を巡るイギリスの総選挙の投票は、7日午前7時(日本時間の午後3時)から投票が始まりました。
今回の選挙では、キャメロン政権が進めてきた緊縮財政やEU=ヨーロッパ連合からの離脱を問う国民投票の実施の是非などを争点に、各党が激しい選挙戦を繰り広げてきました。
イ ギリスでは戦後、保守党と労働党の2大政党が政権交代を繰り返してきましたが、今回の選挙戦では、経済成長から取り残されているとする市民の不満などを背 景に2大政党の支持が伸び悩む一方で、福祉の充実や地方分権などを訴える地域政党や少数政党が支持を集めています。こうしたことから、選挙では、2010 年に続き2大政党が単独で過半数の議席を獲得するのは難しいとの予想も出ていて、イギリス伝統の2大政党制の歴史が大きな節目を迎えるとの見方も出ていま す。
投票は全国およそ4万か所で午後10時まで行われ、日本時間の8日午前6時に締め切られたあと、ほとんどの選挙区で即日開票され、日本時間の8日午後には大勢が判明する見通しです。