(写真:AFP/TTXVN)
(NHK)ギリシャ議会は16日、ユーロ圏各国が金融支援の協議を始める条件としている、構造改革の法制化のため関連法案を賛成多数で可決しましたが、国民の反発は根強く、議会の前では抗議集会の一部の参加者が火炎びんを投げるなど、一時、騒然としました。
財政難に陥っているギリシャでは、ユーロ圏各国から新たな金融支援の協議を始める条件とされた年金制度の見直しや増税などの緊縮策を盛り込んだ構造改革の法制化に向けて、15日、議会で審議が行われました。審議では、閣僚を含む一部の与党議員が緊縮策は受け入れられないと反対しましたが、EU=ヨーロッパ連合寄りの主要な野党が賛成に回ったことから、16日未明に行われた採決で、賛成229票、反対64票、棄権6票の賛成多数で法案は可決されました。
これによってギリシャは、新たな金融支援に向けて一歩前進しました。しかし、さらなる緊縮策への国民の反発は根強く、採決を前に議会周辺で開かれた抗議集会では、一部の参加者が火炎びんを投げるなど暴徒化し、これに対し警察が催涙弾を撃つなどして、一時、騒然としました。