内戦が5年目に突入したシリアで、バッシャール・アサド大統領は権力基盤を強化しています。イスラム過激派組織「イスラム国」の台頭により、国際社会にとってアサド政権打倒は優先事項ではありませんでした。
2011年3月の内戦開始以来、シリアでは21万人以上が死亡しましたが、その間、シリア政府軍は欧米の支援を受ける反体制派やイスラム過激派の勢力拡大阻止 に成功してきました。
人権団体からは今も、アサド政権がたる爆弾を投下し市民を無差別に殺傷していると非難する声が上がりますが、既に反体制派さえもアサド大統領 の退陣を和平交渉の条件としてはいません。