大巡礼の犠牲者1358人に サウジの宗教指導者「中傷」を非難
(写真:AP)
サウジアラビアの宗教指導者が9日、イスラム教の大巡礼「ハッジ」で1350人以上の死者が出た圧死事故について、同国に関する「うそ」が広まっていると訴えました。
イスラム教の聖地、聖モスクで毎週行われる礼拝に出席した宗教指導者のアブドゥルラーマン・スダイス師は、先月24日に起きた圧死事故に触れ、サウジアラビアがイスラム教の巡礼者の保護に努めていることを忘れてはならないと参加者に呼び掛けた。
サウジアラビアは今回の圧死事故の犠牲者を769人としており、その国籍の内訳はまだ明らかにしていませんが、犠牲者が出た多くの国は自国の死者数を発表しています。各国の発表とメディアの報道によりますと、これまでに死者の数は1358人に達しており、サウジアラビアによる発表を大きく上回っています。犠牲者の数が最も多いのはイランの464人、次いで、エジプトの165人となっています。