(写真:AP)
(NHK) 日本の首相として9年ぶりにアメリカを公式訪問している安倍首相は、日本時間の30日午前零時すぎから、アメリカ議会で英語で演説を行いました。
演説に先立ってワシントンにある第2次世界大戦に従軍したアメリカの将兵をたたえる記念碑を視察したことに触れ、真珠湾やバターンなど、先の大戦での戦場の名前を挙げ、「歴史とは実に取り返しのつかない苛烈なものだ。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立ち、黙とうをささげた」と述べました。
そのうえで、安倍首相は「しれつに戦い合った敵は、心の紐帯を結ぶ友になった。戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。」と述べました。そして、安倍首相は「アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と繁栄のため、力を惜しんではならない。戦後日本はみずからに言い聞かせ歩んできた。この歩みを私は誇りに思う」と述べ、歴代の首相の歴史認識を引き継ぎ、今後も平和国家として、世界の平和と安定に貢献していく考えを強調しました。