G20 :「ウクライナ」陰の議題 ロシア批判広がらず
G20主要20カ国・地域首脳会議では主に経済問題が議論された一方、不安定化するウクライナ情勢がもう一つの重要テーマとして、ロシアと関係諸国の間で個別に話し合われました。米欧の厳しい批判は織り込み済みで参加したロシアのプーチン大統領は「結果にも雰囲気にも満足している」と強調しました
プーチン氏は16日の記者会見で「公式会議ではウクライナについて全く触れられなかった」と余裕を見せ、精力的にこなしたイギリス、フランス、ドイツなどとの個別首脳会談に関して「お互いをよりよく理解できた」と自負しました。アメリカとロシアの直接対話は実現しませんでした。
紛争が続くウクライナ東部情勢で、ロシアは自国軍の介入を否定し、「善意の第三者」として振る舞い続けています。プーチン氏はウクライナ議会選挙と東部の親露派による独自選挙が相次いで実施されたことを「解決のチャンス」と会見で主張しました。親露派勢力を正統な交渉相手と認めるべきだとの考えを改めて示唆しました。