ナムズ群島はキェンザン省ラックザー町から沖合いに65海里離れた所にあり、キェンザン省から最も遠い島です。この群島は大小21の島々から構成されていますが手付かずの美しさを持ち、多くの観光客を引き寄せています。
(写真:dulichluhanh.net)
現場の音
ラックザー町からナムズ群島に行く唯一の手段は高速船です。高速船に乗って、2時間すると、ナムズ群島における最も大きな島であるホンロン、通称、クー・チョンという島に着きます。観光客はすぐに、ドックで海産物が賑やかに売買されている光景を目にすることができます。
ホンロン島を訪れる観光客はバイクを借りて、自力でこの島の風景を鑑賞したり、地元の人々の生活を探検したりすることができます。この島を一周する道路は全長は12キロメートルほどです。標高300メートルにあるこの島から、周囲にある多くの島々を一望できます。海岸のそばには椰子の木の木陰に宿っている漁村が散在しています。ハノイからの観光客グェン・フェ・リン( Nguyen Hue Linh)さんは次のように語りました。
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「ナムズ群島の美しさについてずっと前から耳にしており、一度この群島を訪れたいと思っています。今日、ここに来て、この群島の美しい風景、透明度が高い海水、そして、砂浜に植えられている椰子の並木がとても印象的です」
(写真:golux.vn)
ホンロン島を訪れたなら、必ずメンという砂浜に行くことを見逃すことはできません。この砂浜はホンロン島の最も見事な砂浜と言われています。ホーチミン市からの観光客ビック・ティ( Bich Ty) さんは「透明性が高い海水の中を泳ぐと日常生活の疲れを忘れてしまった」との感想を述べ、次のように語りました。
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「ナムズ群島に着いて、最初の印象はこの海の海水の透明度が高いことです。そして、群島全体が緑に覆われていることです。特に、白い砂浜が広がり、透明度が高い海水で海水浴をするのは心地がよくなります。手付かずの美しさが保たれているこの群島に私は魅了されています」
(写真:toidi)
ナムズ群島を訪れると観光客は魚を養殖する村を見学したり、魚釣りをしたりすることができる他、サンゴ礁を眺めるためダイビングすることもできます。また、観光客は地元の住民の日常生活を体験でき、美味しい海産物を味わうこともできます。ホーチミン市の観光客ズオン・テイ・フオン( Duong Thi Phuong) さんは次のように語りました。
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「ナムズ群島を訪れるのは今回が初めてです。最初の印象はこれはニャチャンなどの観光地と違うという感じです。ナムズ群島に行くと、観光客は地元の住民と共に生活をしたり、新鮮なシーフードが豊富です。」
手付かずの美しさを持っているナムズ群島は若者にとって人気のある観光スポットとなっています。いつかきっとこの群島に足を運んでみてください。