ベトナム人権を一面から見たこと

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先頃、欧州の幾人かの議員は、キャサリン・アシュトンEU欧州連合外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長に宛て、ベトナムの人権に関する書簡を送りました。この書簡の中でこれらの議員らが主張したいとすること、すなわち「ベトナムにおける日増しに悪化しつつある人権状況」とは、情報不足と共にベトナムの実情を正しく反映してないことからくる懸念に過ぎません。というのは、ベトナムは常に、国際法に従って人権の確保に努力しているからです。

欧州諸国の、幾人かの法律家は欧州連合の上級代表に対し、ブロガーのデェウ・カイ、タ・フォン・カン、ク・フィ・ハー・ブーなどの政治の囚人の釈放を呼びかけるよう要請しました。また、書簡の中で彼らは「国際共同体が呼びかけを出したものの、ベトナムは言論の自由の抑制、インターネットの検閲を継続している。」と書きました。

ベトナム国家の終始一貫した政策は、人権に関する国際基準に従って全ての人権を尊重、確保しています。さらに、ベトナム憲法は「政治、民事、経済、文化社会に関する人間の権利は尊重され、憲法と法律の中で規定される。」と明記しています。実際、ベトナム国民の全ての権利、中でも言論の自由権、報道の自由権、宗教の自由権などがベトナム国家から確保されています。この間、ベトナムは多くの分野における人権の確保に関する多大な成果を収めてきました。それらは、国連のミレニアム目標開発、貧困率の急減、人民の生活改善、女性と子供の権利の確保、人間開発指数の上昇などです。そのため、UNDP=国連開発計画は今月3日に発表した人間開発報告書の中で、ベトナムはこの20年間、発展途上国40カ国の中では、この分野において著しい進歩をとげた国と評されています。これに先立つ4月初頭に公表したあるUNDPの報告書の中で、ベトナムは男女平等指数についてアセアン地域の中で第3位に、世界で48位に立っています。

さらに、実際、ベトナムでは、いわゆる「良心の囚人」、あるいは「政治の囚人」が存在しないものの、公開的に裁かれ、法律の規定に従って刑の執行を受ける法律違反者しかいません。

議員らが書簡の中で取り上げた人たちは、「政治活動家」ではなく、ベトナム裁判所から具体的な罪により言い渡された人々です。ベトナムの裁判所がこれらの対象者に対し言い渡したことは、ベトナム法律と国際法に合致しています。

実際には、ベトナムと欧州連合の間には人権に関する一定の格差が存在しています。このことは文化、歴史、発展レベルなどの面での相違点という、様々な原因によると言われています。人権の実施は、それぞれ国の歴史、文化、宗教、信仰、経済社会などの具体的な条件に基づかなければなりません。ですから、いかなる国でも他の国の人権の基準になることは出来ません。欧州連合が、ベトナムに対する人権に関する自らの基準を適応したことは、全くの間違いです。これは、ベトナムと各国との人権問題に関する相互理解を目指す対話の強化プロセスに合致せず、ベトナムと欧州連盟との関係発展を妨げています。

 

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