新しい情勢における積極的な国際統合

(VOVWORLD) -中国政府の招きに応じて、ファム・ミン・チン首相は8月31日から9月1日にかけて、中国で開催されるSCO=上海協力機構首脳会議2025にゲストとして出席するほか、一連の公務を行います。
新しい情勢における積極的な国際統合 - ảnh 1ファム・ミン・チン首相(写真: VGP)

今回の訪問は、新しい情勢における国際統合の推進に関する党中央政治局決議第59号の具体化の一環であり、地域と国際レベルにおける多国間フォーラムや協力メカニズムへの積極的な参加を重視するものです。

チン首相は、ロシアのプーチン大統領をはじめ、20か国の首脳、10の国際機関の代表とともに会議に臨みます。これは2001年の設立以来、SCOの最大規模となるこの会議です。
SCO2025 上海精神の活用         
今年の議題は、協力メカニズムの強化、国際・地域問題に関する幅広い議論、そして政治・安全保障・経済・貿易・文化における多国間協力の推進に重点が置かれます。会議で、各国首脳は「天津宣言」や「今後10年間のSCO発展戦略」を採択し、さらに第二次世界大戦勝利80周年と国連創設80周年を記念する重要文書を発表する見通しです。
設立から24年後現在、SCOは創設当時の加盟6か国から、現在はアジア・ヨーロッパ・アフリカにある加盟10か国、オブザーバー国2か国、対話パートナー14か国を含む計26か国に拡大しています。活動範囲と人口規模において世界最大の地域国際機構になっており、平和と発展の推進に大きな役割を果たしています。
ベトナム・中国関係を「6つのより良い方向」で推進
ファム・ミン・チン首相の今回の訪中は、ベトナムと中国の関係が引き続き前向きに発展し、多くの重要な成果を収めている中で行われます。両国は今年、外交関係樹立75周年を迎えました。これに合わせ、電話会談や国賓訪問、実務訪問など、柔軟な形でハイレベル交流が活発に行われています。今年1月15日に、トー・ラム書記長と中国の習近平総書記・国家主席が電話会談を行い、「ベトナム・中国人文交流年2025」の開始を宣言しました。さらに、4月に習近平国家主席が国賓としてベトナムを訪問し、習近平国家主席のベトナム訪問は4度目となりました。
経済・貿易・投資分野でも力強い伸びを見せています。2024年の両国間の取引総額は2050億米ドルを超え、今年1~7月の取引額は前年同期と比べて21%増の1370億米ドルに達しました。また、年初7カ月間、ベトナムを訪れた中国人観光客の数は310万人を超え、ベトナムへの外国人観光客全体の25.5%を占めています。
これらの成果は、両国が合意した政治、国防安全保障、経済など6つの分野におけるより良い方向に基づき、両国関係が過去最高の水準にあることを示しています。在ベトナム中国大使・何偉氏は、今年4月に行われた「越中友好年」交流イベントで次のように述べました。

(テープ)
「中国とベトナムは互いの発展を自国の利益と捉えている。未来共同体を築いて以来、両国関係はグリーン経済、デジタル経済、風力・太陽光発電、農産品など重点分野を含め、あらゆる分野で大きく発展し、多大な成果を上げている。両国間の安定した関係は、変動の多い世界において両国の安定した発展を可能にしています」
そのため、ファム・ミン・チン首相が2025年の上海協力機構首脳会議に出席することは、ベトナムと中国の包括的戦略的協力パートナーシップをさらに深化させるとともに、地域および世界の多国間協力メカニズムにおけるベトナムの積極的かつ主体的な役割を改めて示すものになると言えます。


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