ASEAN・中国経済貿易協力を積極的に促進するベトナム

20日、ベトナムのグエン・タン・ズン首相は中国政府と広西チワン族自治区政府の招きに応じて、中国の南寧で開催されるASEAN=東南アジア諸国連合と中国の投資・貿易に関する第9回首脳会議、および、ASEAN・中国博覧会に参加します。ズン首相がこれらのイベントに参加することはASEAN・中国戦略的パートナーシップ、ASEAN・中国自由貿易地域構築、中国市場におけるベトナムの企業の活動の拡大、越中国境沿いにある各地方間の協力などの促進を目指すものとみられます。

「ASEAN・中国の投資貿易に関する首脳会議」、および、「ASEAN・中国博覧会」は中国とASEAN諸国が共催する年次活動です。「ASEAN・中国博覧会」は中国の最大規模の10の見本市の中の1つと評されています。第1回首脳会議と博覧会が開催されてからこの8年間、双方の経済関係が迅速に発展しています。これまで、ASEAN・中国間の貿易額が37倍増にあたる3600億ドルに達しています。第8回首脳会議で、双方は2011から2015の5カ年計画を採択し、その中、2015年に双方間の貿易額を5000億ドルにする目標を掲げています。中国・ASEAN貿易評議会の許寧寧副理事長は次のような見方を示しています。

(テープ)

「中国が第12回5カ年計画を実施しており、ASEAN諸国がASEAN共同体構築を促進している現在、私たちは、協力強化のためのチャンスがあります。特に、ASEAN・中国自由貿易地域構築により、今後の20年、双方が大きく発展するでしょう。中国とASEANとの協力関係は新しい発展段階に入っていると思います」

許副理事長はこのように語りました。

ベトナムにとっても、ASEAN・中国間の経済協力活動に参加することは有益だといえます。広西チワン族自治区はベトナムの4省と国境を接しています。2011年には同自治区とベトナム間の貿易額は70億ドルとなり、前年と比べ50%増加しました。また、今年1月から8月に、同自治区向けのベトナムの輸出額は前年同期比22・7%増の32億ドルに達しました。ベトナムは常に、ASEAN・中国間の協力関係の促進に力を入れています。これに関し、ベトナムのグエン・ティエン・ニャン副首相は次のように語りました。

(テープ)

「ASEAN・中国間の関係は効果的な関係だといえます。ベトナムは今後も、ASEANや中国とともに、この協力関係をあらゆる分野で促進していきます。ベトナムはまた、中国との関係を重視し、優先課題の1つとして見なしています」

ニャン副首相はこのように語りました。

「ASEAN・中国の投資貿易に関する首脳会議」、および、「ASEAN・中国博覧会」が成功し、双方関係の強化に寄与すると期待されています。

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