ブランドは国家にとっての貴重な財産

(VOVWORLD) -5月28日午前、ハノイで、ベトナム中小企業協会は、「変動の多い商業世界におけるブランド保護」をテーマとした座談会を主催し、経済専門家や、経済管理者、企業経営者などが出席しました。
ブランドは国家にとっての貴重な財産 - ảnh 1座談会の様子

ブランドは、巨大な価値ある資産であり、名前、ロゴ、イメージ、スローガンなどと言った有形要素、およびコア価値、体験、ビジョン、思考などの無形要素でもあると見なされており、企業が顧客に届けたいものです。

座談会で、参加者らは、競争が極めて激しい市場経済において、企業がブランディングを行い、市場での地位を確立することが喫緊の課題であると強調し、ブランドが強ければ強いほど、競争上の優位性が高まると指摘しました。
中央経済研究所のレー・スアン・バー元所長は、次のように述べました。
(テープ)
「私の考えでは、ブランディングを実現することは、内なる力と、対外関係、外交を組み合わせる必要があります。商品やサービスだけでなく、経済と文化、歴史、人を結びつけ、ベトナムのブランドの知名度を高めなければなりません。ブランディングを行うために最初にすべきことは、商品、サービスの質を高めることです。商品の質だけでは不十分で、その商品は競争力のある価格でなければなりません。これらは非常に重要な2つの要素であると思います」
世界経済が多くの変動を抱えている中で、ブランド保護は企業の課題であると同時に、国家の課題でもあると指摘されています。ブランドは持続可能な競争優位性であり、個々の企業そして国家にとっての貴重な財産でもあると認められるからです。

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