フランシスコ教皇の葬儀 各国首脳が参列へ

(VOVWORLD) -ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀が、26日に執り行われ、バチカンのサンピエトロ大聖堂前の広場で追悼のミサが行われました。

葬儀には、アメリカのトランプ大統領やウクライナのゼレンスキー大統領など各国の首脳が参列しました。ローマ教皇庁は、これまでに130の外交団が参列したとしています。

アメリカのトランプ大統領やウクライナのゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領やイギリスのスターマー首相をはじめ、各国の首脳などは葬儀に先立って大聖堂でフランシスコ教皇のひつぎに祈りをささげたあと、葬儀が行われる広場に姿をみせました。

バチカンのサンピエトロ大聖堂に安置されていた教皇のひつぎは大聖堂前の広場に運ばれ、追悼のミサが行われました。

ローマ教皇庁は、およそ160の外交団が参列するとしたほか、広場やその周辺に25万人を超える人たちが集まったと発表しました。

荘厳な葬儀の後、教皇の謙虚な生涯を象徴する質素な木製のひつぎはゆっくりとローマのサンタマリアマッジョーレ大聖堂に運ばれた。そこで非公開の儀式が行われ、ひつぎは埋葬されました。

ローマ教皇庁は28日、88歳で死去したフランシスコ教皇の後任を決める秘密選挙「コンクラーベ」を5月7日から始めると発表しました。教皇に次ぐ地位の高位聖職者にあたる枢機卿による会議で決めます。267代目となる次期教皇選びは、多様性を重視したフランシスコ教皇の改革路線の継承が焦点になります。

投票権を持つのは、全252人のうち枢機卿のうち、80歳未満の135人です。ミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」で知られるシスティーナ礼拝堂で、3分の2以上の得票者が出るまで無記名の投票を繰り返します。

ローマ・カトリック教会は世界に約14億人の信者を抱えます。教皇は信者たちの代表であると同時にバチカン市国の元首として、各国首脳との会談など外交を通じて、キリスト教の一宗派を超えた影響力を国際社会で持ちます。近年の歴代教皇は平和や人権保護を普遍的な価値として訴えることに力を入れてきたとしています。

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