2013年12月30日からの先週の文化スポーツニュース
始めに、文化ニュースからお伝えします。
・ 先頃、グェン・タン・ズン首相は国家の宝物として37点を認定する決定に署名しました。その中には、北部フート(PhuTho)省ベット・チ(VietTri)市にあるフン王神社史跡に保管しているドンソン文化時代の銅鼓、タンホア(ThanhHoa)省博物館のドンソン文化時代のカムザン1号の銅鼓などがあります。
フン王神社史跡に保管しているドンソン文化時代の銅鼓
・ 2013年12月31日に、ホアン・トアン・アンン文化スポーツ観光大臣は、文化スポーツ観光部門の2013年の10大ニュースを決定しました。文化面では、民族色豊かな文化の建設と発展に関する第8期共産党中央委員会第5回決議の実施15周年を総括する事や「ベトナム南部の伝統民謡(don ca tai tu Nam bo)芸術」がユネスコにより人類の無形文化遺産に認定されたこと、及び、ベトナムが世界遺産委員会のメンバーとして始めて選出された事です。
・ 2013年12月31日夜に、中部ダラット(DaLat)市で開かれていたダラット文化観光週間が閉幕しました。「ダラット・フラワーの色彩」をテーマにしたこの催しでは、テイグェン・ダラット国家観光年2014の公表式典、ダラット市形成と発展120周年記念式典、第5回ダラット・フラワーフェスティバルが行なわれました。ダラット文化観光週間には5日間で20万人の観光客が参加しました。
・ ベトナム国歌などを作曲したベトナムの著名な作曲家バンカオ(VanCao)の命日18周年を記念するに当たり、先週ハノイで、「バンカオ・詩作品」に関する座談会が開かれました。
作曲家バンカオ(VanCao)
席上、参加者らは作曲家バンカオさんの生涯と事業について話し合いました。詩人ブ・クアン・フォンさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「詩の中にバンカオ氏の言葉遣いに大変敬服しています。というのは、彼の誌は分かりやすくて、意味深いからです。」
続いて、スポーツニュースをお伝えします。
・ 2013年12月31日から1月2日にかけて、首都ハノイのクアン・グア競技場で、FIFAワールドカップトロフィーが展示されました。これはFIFAが主催するFIFAワールドカップトロフィーツアー2014の一環です。ベトナムはこのツアーにある88の国々と地域中の56番目の国です。ベトナム体育スポーツ総局のファム・バン・トァン副総局長は次のように語りました。
(テープ)
「コカコーラ社のスポンサーにより、ベトナム国民がFIFAワールドカップトロフィーを観賞するのは今回が3回目です。これはベトナム体育スポーツ部門の栄誉です。これはベトナムのサッカー選手がよりよい業績を収める原動力になるのです」
*先週、ベトナムの水泳選手グェン・ティ・アイン・ビェン( Nguyen Thi Anh Vien)さんはスポーツ・文化新聞の選定により、「第27回シーゲームズのゴールデン印象」という賞を受賞しました。なお、先頃ミャンマーで開催された第27回東南アジアスポーツ大会シーゲームズで、ビェン選手は金メダル3個、銀メダル2個、及び、銅メダル1個を獲得し、シーゲームズの記録2件を突破しました。
・ 先週、ハノイ市は第27回シーゲームズにエントリーしたハノイ市の選手を顕彰する選手とコーチとの懇親会を行ないました。第27回シーゲームズにはベトナムは金メダル73個を獲得し、国別メダル獲得表に第3位に立っています。その中で、ハノイ市の選手は金メダル22個を獲得しました。