ウクライナとの間の覚書、作成期限は設けられず=ロシア大統領府

(VOVWORLD) - ペスコフ報道官は記者団に対し、「もちろん、誰もができるだけ早く合意に至りたいと考えているが、悪魔は細部に宿る」と述べ、文書の調整には慎重な協議が必要だとの認識を示しました。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ウクライナとの間で進められている和平や停戦に関する覚書の作成について、「プロセスは複雑であり、期限を設けることはできない」との見解を示しました。ロシアの国営通信社が20日に伝えました。

ペスコフ報道官は記者団に対し、「もちろん、誰もができるだけ早く合意に至りたいと考えているが、悪魔は細部に宿る」と述べ、文書の調整には慎重な協議が必要だとの認識を示しました。

また、「ロシア側とウクライナ側の双方で草案が作成され、それらが交換される。その後、1つの文書としてまとめるために、時間を要する綿密なやり取りが行われる」と説明しました。

ロシアとウクライナの間では、停戦や和平に向けた協議が再開されていますが、依然として双方の立場には隔たりがあるとみられています。(ロイター)

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