コンクラーベ 新教皇 2日目午前の投票では決まらず
(VOVWORLD) -ローマ・カトリック教会の新しい教皇を選ぶための選挙、コンクラーベは日本時間の8日午後、バチカンのシスティーナ礼拝堂で2日目の投票が行われました。
現地時間の8日午前中に行われた投票では、礼拝堂の煙突から教皇が選ばれなかったことを示す黒い煙があがりました。(France Info撮影) |
8日は最大で午前2回、午後2回の投票が行われ、新しい教皇が決まれば礼拝堂の煙突から直ちに白い煙が、決まらなければ午前と午後の投票がそれぞれ終わった時点で黒い煙が上がることになっています。
煙突が見えるサンピエトロ広場には信者や観光客が次々と訪れていて、前日に続いて広場に来たというアメリカのカトリック教徒の女性は「あす帰国しないといけないのできょう決まってほしいが、長い間にわたって私たちを導くことになる教皇なので、慎重にいい選択をしてほしい」と話していました。
今回のコンクラーベでは、フランシスコ教皇の改革路線が引き継がれるのかや、枢機卿の出身地が多様化するなかで、アジアやアフリカなどヨーロッパ以外から選出されるのかも焦点となっています。(NHK)