チン首相: 「ベトナムの知的資源を築くには、ベトナムのデータが必要」

(VOVWORLD) - 17日午前、政府本部で、ファム・ミン・チン首相は科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーションおよび「計画6号」の推進に関する政府指導委員会の第2回会合を主宰しました。
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会合でチン首相は、「データは資源であり、『ベトナムの知恵』を育むには、まず『ベトナムのデータ』が必要だ。そのため、各省庁や地方行政府は、それぞれの分野に応じたデータベースの整備に取り組む必要がある」と強調しました。教育や医療分野を例に挙げ、チン首相は次のように述べました。

(テープ)

「教育において、幼稚園から大学までの学生データを整備すれば、年齢、性別、就学状況、地域ごとの教育水準などが一目で把握できます。医療分野では、全国で何十種類の疾病があり、どの病気が最も普及しているのかといった情報が可視化されます。こうしたデータを基に、優先的に投資すべき対象を判断することができるのです。これこそが知的資源であり、スマートな社会の土台になります。私たちは戦略的かつ重点的に取り組み、適切な資源配分を行わなければなりません。」

さらにチン首相は、各省庁および地方行政府に対し、2025年度の予算を見据えて、科学技術・イノベーション・デジタルトランスフォーメーションに関するプロジェクトや業務を早急に登録し、関係機関に報告するよう求めました。また、国家予算の年間支出の3%をこれらの分野に充てるという目標の達成にも言及しました。

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