ファム・ミン・チン首相

同サミットで発言に立ったベトナムのファム・ミン・チン首相は、気候変動が引き続き最大の世界的課題であり、経済発展、社会保障、人々の命と健康に直接的な影響を及ぼし、多大な損失を与えていると強調しました。また、ベトナムは2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという公約を実現する決意であると述べ、国際社会に対し、人類のグリーンフューチャーのためにさらに責任を共有し、断固として行動するよう呼びかけました。チン首相は次のように語りました。

（テープ）

「ベトナムは発展途上国であり、依然として多くの困難に直面していますが、緑の地球のために行動する精神を持って、2050年までに排出量を実質ゼロにするという公約を果たす決意です。ベトナムは、自発的な温室効果ガス排出削減目標を公表する「自国が決定する貢献（NDC）」に関する報告書を国連に提出した30か国の一つであり、公正なエネルギー転換に関するパートナーシップに参加する最初の3つの発展途上国の1つでもあります。国際社会の十分な支援により、ベトナムは温室効果ガス排出量を2030年までに43.5％削減し、2050年までに再生可能エネルギーの使用比率を70％以上にすることができます」