(VOVWORLD) - 10日午後、ファム・ミン・チン首相は、北部バクニン省に建設が予定されているザービン国際空港および同空港と首都ハノイを結ぶ連絡道路に関する政府と関係省庁・地方当局との会議を主宰しました。
ファム・ミン・チン首相(写真:VOV) |
ザービン空港は2024年12月に着工する予定で、人民公安空軍の訓練飛行や戦闘即応任務を担うほか、緊急時における周辺空港の代替機能も果たします。
その後、公安省は当初の投資方針を見直し、ザービン空港を民間・治安・国防の共用空港である4Eレベルの国際空港として整備することを提案しました。これはノイバイ国際空港の負担を軽減し、国防・安全保障を確保しながら社会経済の発展に応えることを目的としています。
会議で、チン首相はこの投資方針の調整案に同意し、公安省に対して、政治局の承認を得るための報告書を早急に作成するよう指示しました。さらに、ザービン国際空港の建設と並行して、関係省庁および地方当局に対し、航空物流センターの設置を求めました。
このほか、チン首相は、ザービン空港と首都ハノイを結ぶ、全長約46キロメートル、10車線の近代的な道路建設案についても賛同を示し、総投資額はおよそ17億ドルに上る見通しです。