(VOVWORLD) -第78回国連総会ハイレベルウィークへの出席を機に、現地時間20日午後、ファム・ミン・チン首相は、ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領や、スロベニアのナターシャ・ピルツ・ムサール大統領、フィンランドのサウリ・ヴァイナモ・ニーニスト大統領、ポーランドのアンジェイ・セバスティアン・ドゥダ大統領、キューバ共産党のミゲル・ディアスカネル第一書記と個別会見しました。
ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領との会見で(写真:VGP) |
ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領との会見で、チン首相は、「両国は高級会合や各レベルの訪問団の往来、貿易投資・教育訓練などの分野における協力を強化する必要がある」と明らかにしました。
ポーランドのアンジェイ・セバスティアン・ドゥダ大統領との会見で、「両国は教育訓練や情報技術、医薬品、農業などの分野において協力を拡大させる潜在力が大きい」と明らかにしました。アンジェイ・セバスティアン・ドゥダ大統領は、ベトナム側には「ベトナムで投資活動をしているポーランド企業に好ましい条件を提示するよう」希望を表明しました。
スロベニアのナターシャ・ピルツ・ムサール大統領との会見で、チン首相はスロベニア側に対し、EVIPA=ベトナム・EU欧州連合との投資保護協定を早期に批准し、欧州委員会がベトナム産の水産物へのイエローカードへの早期解除を検討することを支持するよう提案しました。
フィンランドのサウリ・ヴァイナモ・ニーニスト大統領との会見で、チン首相は、「両国は貿易や投資などの分野で協力を強化し、二国間関係をより深く、効果的かつ実質的に発展させる必要がある」と強調するとともに、「フィンランド市場への農産物や履物、繊維など商品の輸出を拡大する意向がある」と表明しました。
キューバ共産党のミゲル・ディアスカネル第一書記との会見で、チン首相は、「両国は貿易や投資をはじめあらゆる分野で協力を両国間の友好関係に相応しいレベルに強化する必要がある」と強調しました。