(写真:ロイター)
フランスで17人が死亡した一連のテロ事件を受けて、犠牲者を追悼し、テロに抗議する大規模なデモ行進がパリで行われました。デモには160万人以上が参加し、人種や宗教の違いをこえて団結してテロに立ち向かう決意を改めて示しました。
デモは11日午後から、襲撃されたパリの新聞社の本社に近い共和国広場で始まりました。デモには、犠牲者の家族や襲撃を受けた新聞社の社員をはじめ、さまざまな政党や人種、宗教の人々が参加し、3キロの道のりを歩きました。
また、フランスのオランド大統領と共に40を超える国や機関の首脳らも参加し、ドイツのメルケル首相やイギリスのキャメロン首相のほか、イスラム諸国からヨルダンのアブドラ国王も参加しました。
デモ行進に参加したフランス人の一人はベトナムの声放送局のパリ支局のインタビューに対し、次のように語りました。
(テープ)
「共和国の価値や報道の自由を守るため、大勢の人々とこの共和国広場に居ることに本当に感激しています。これはすべての人々が団結して、フランス共和国の価値を守るための重要なタイミングです。テロとの戦いに成功するため、フランス社会と教育を改革しなければなりません」
フランス内務省によりますと、参加者は最大で160万人に上るとみられ、フランスのメディアは「第2次大戦でナチスドイツからパリが解放されたとき以来の歴史的なデモだ」などと伝えています。フランスのパリで大規模なデモ行進が行われたのに合わせて、11日、世界各地で市民による行進が行われ、追悼の輪が広がっています。