(VOVWORLD) -緊迫した状況が続くイスラエルとイランの衝突について、アメリカのトランプ大統領は、「合意の時だ」と述べ、双方に停戦に応じるよう求めました。
アメリカのトランプ大統領は15日、カナダで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議への出発の前にホワイトハウスで記者団に対し、イスラエルとイランの衝突について「合意の時だと思う」と述べ、双方に停戦に応じるよう求めました。
また「時には彼らは争わなければならないこともあるが、どうなるか見てみよう。私は合意する可能性は高いと思う」と述べ、合意に期待を示しました。
ただ、記者団からイスラエルにイランへの攻撃を停止するよう呼びかけたか問われると「言いたくない」と述べ、明らかにしませんでした。
そして、イスラエルの防衛を引き続き支持する姿勢を示しました。
トランプ大統領は、中東地域の緊張の緩和を求めていますが、イスラエルはイラン中部や首都テヘランにある核関連施設などへの攻撃を続け、イランからもイスラエルに向けてミサイル発射が繰り返され、緊迫した状況が続いています。(NHK)