トランプ大統領「ロシアは停戦意向」 ウクライナ全体占領「断念は大きな譲歩」

(VOVWORLD) - アメリカが提示した和平案には、ロシアによるクリミア占領をアメリカが法的に承認する内容が含まれているとみられています。
トランプ大統領「ロシアは停戦意向」 ウクライナ全体占領「断念は大きな譲歩」 - ảnh 1ホワイトハウスでの記者会見で発言するアメリカのドナルド・トランプ大統領(写真:THX/TTXVN)

アメリカのトランプ大統領は24日、ロシアによるウクライナに対する軍事衝突を巡り、ロシアが停戦の意向を示しているとの見解を示し、「(ウクライナ)国全体を奪うことをやめた。かなり大きな譲歩だ」と述べました。ホワイトハウスで記者団から、アメリカが仲介する和平交渉においてロシア側がどのような譲歩を示したのかを問われた際に答えました。

また、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島については、ウクライナが取り戻すのは「非常に難しい」との認識を示しました。アメリカが提示した和平案には、ロシアによるクリミア占領をアメリカが法的に承認する内容が含まれているとみられています。

一方、ウクライナの首都キーウなどでは24日、ロシア軍による大規模攻撃で多数の死傷者が出ました。これを受けてトランプ大統領は同日、自身のSNSでプーチン・ロシア大統領に向け「ウラジーミル、やめろ!」と攻撃停止を求めました。(読売新聞)

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