(VOVWORLD) - 13日午前の第15期国会第9回会議で、グエン・ヴァン・タン財務大臣は、ハイフォン市の開発促進に向けた特殊政策・メカニズムの試行に関する国会決議35号(2021年)に代わる新たな決議案の内容を報告しました。
この決議案では、投資管理、国家財政・予算、都市計画・資源・環境、科学技術およびイノベーション、公務員制度、そして「ハイフォン自由貿易区」の設立に関する6つの主要な政策グループが取り上げられました。これらの政策は、投資・金融・貿易・サービス・輸出・産業・研究開発(R&D)および高度人材の誘致に向けて、法的な枠組みを整備することを目的としています。
タン大臣 写真提供: quochoi.vn |
「ハイフォン自由貿易区」の設立に関する政策について、タン大臣は次のように述べました。
(テープ)
「投資誘致や、自由貿易区内の生産、ビジネス活動を促進するため、決議案では特別な優遇政策が盛り込まれています。これには、投資・ビジネス・輸出入・出入国管理・一時滞在・労働許可・用地手続き・建設投資などに関する行政手続きの簡素化や、土地・水面の使用料、税制、その他の投資・ビジネス活動に対する優遇措置が含まれています。また、外国銀行に対し、支店所在地以外に取引所の開設が許可されることも認められています」
マイ委員長は |
この案に対する審査において、国会経済財政委員会のファン・ヴァン・マイ委員長は、「自由貿易区の設立を試行することは政治的・法的根拠が十分にあり、必要な措置である」とした上で、経済成長、国家予算、社会への影響、地域への波及効果について政府に対して明確化を求めました。
さらに、ハイフォン自由貿易区における試行的政策について、同委員会は「行政手続きを一元化する「ワンストップ」体制の実効性を確保するため、ハイフォン経済区管理委員会の権限を精査する必要がある」と指摘しました。その上で、「手続きは簡素で、明確・透明かつ迅速に進められること」「プロセスは具体的で、権限の所在が合理的であること」「組織運営に必要な実行力が確保されること」が重要であると強調しました。