(VOVWORLD) -パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの交渉団を代表するハリル・ハイヤ氏は6日、イスラエルとの恒久的な停戦の実現を目指す新たな交渉に入る用意があると述べました。
(写真:aljazeera.com) |
ハイヤ氏はイスラム教の犠牲祭イード・アル・アドハの始まりに際して行った演説で、「われわれは恒久的な停戦合意を目指して新たに、真剣な交渉の段階に入る用意があることを改めて表明する」と述べ、仲介役とも連絡していると語りました。
停戦合意に向けた交渉は3月に短期間の休戦が崩壊して以降、突破口を見いだせておらず、イスラエルが軍事作戦を再開して以降は暗礁に乗り上げたままとなっています。
ガザ地区の救助隊によりますと、5日もイスラエル軍の攻撃で少なくとも37人が死亡しました。(AFP)