(VOVWORLD) - 6日、首都タリンでファム・ミン・チン首相のエストニア公式訪問の一環として、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、エストニアのマルグス・ツァフクナ外相と会談を行いました。
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席上、ソン副首相兼外相は、電子政府、デジタルトランスフォーメーション、データセンターの構築、国家管理および社会経済開発における情報技術の応用などの分野を中心に、あらゆる分野でエストニアとの協力を強化したいというベトナムの意向を強調しました。
これに対し、ツァフクナ外相は、EU加盟国に対し、ベトナムとEUとの間で締結されたEVIPA=投資保護協定の早期批准を働きかけていく考えを示すとともに、貿易・投資やデジタル・トランスフォーメーション分野での協力強化に向けたエストニアの意欲を共有しました。
両外相は、各レベルでの代表団の往来を促進することで一致し、両国外務省間の政治協議メカニズムの早期実施や政策対話、IT分野での協力を推進し、現代的なデジタル外交の構築を目指す必要性を強調しました。
また、海洋・海に関する諸問題について、双方は国連をはじめとする多国間フォーラムでの協議継続を確認し、地域および世界の平和、安定、持続可能な発展への貢献を目指す姿勢を共有しました。その上で、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS 1982)を含む国際法および国連憲章に基づき、対話を通じた平和的手段による紛争解決を支持する立場を確認しました。