（写真：cema.gov.vn）

29日、ハノイで、民族委員会は統計総局と協力して、2015年におけるベトナムの53の少数民族の経済社会発展状況の調査結果を発表しました。

この調査が全国規模で実施されるのは今回が初めてです。調査結果によりますと、「2015年に、ベトナムの53の少数民族の人々は安定した生活を送っている。農林漁業などの分野に就職している労働者の内、81.9％は少数民族出身である。その他、少数民族の人々が住んでいる地域の経済社会インフラは改善され、集落まで道路が建設され、医療、情報通信、新聞が発展し、少数民族世帯の3分の2がベトナムの声放送局、または、省や県レベルの放送を聴取でき、少数民族世帯の90％がベトナムの国営テレビ、または、省や県レベルのテレビを拝見できる」とのことが明らかにされました。

この調査結果を基礎に、ベトナムに居住している各民族間の発展を是正するための民族政策を制定することになります。