ロシアとウクライナ、「捕虜1000人交換」で合意も時期は未定=ロシア報道官
(VOVWORLD) - この捕虜交換が実現すれば、2022年にロシアによるウクライナに対する軍事衝突が始まって以来、最大規模となる見通しです。
ウクライナ兵が、ドネツク州バフムト近郊でのロシアとの衝突中にPzH2000自走榴弾砲を発射(写真:Reuters/TTXVN) |
ロシアのペスコフ大統領報道官は21日、記者団に対し、ロシアとウクライナによる和平条約の覚書に関する作業が「積極的に進められている」とした上で、「両国がそれぞれ停戦の具体案を提出する予定だ」と述べました。
また、ロシアとウクライナが現地時間の16日にトルコ・イスタンブールで行った会談で合意した「捕虜1000人の交換」については、「交渉は継続中だが、具体的な実施時期は現時点で決まっていない」と説明しました。
この捕虜交換が実現すれば、2022年にロシアによるウクライナに対する軍事衝突が始まって以来、最大規模となる見通しです。
ペスコフ報道官は、「和平に向けた一連の協議は、依然として慎重な調整が必要であり、すべての当事者が建設的な姿勢を持ち続けることが重要だ」と強調しました。(CRI)