(VOVWORLD) -ロシアは3日、イランには平和的な核開発計画の「権利」があると述べました。
(写真:Daily Sabah/TTXVN) |
これは、前日にドナルド・トランプ米大統領が新たな核合意ではイランによるウランの濃縮を一切許さないと述べたことを受けたものです。
ウラン濃縮は、トランプ氏が1期目の2018年に放棄した主要国との合意を置き換える新たな協定を締結するために4月以降、5回にわたって行っている交渉の主な争点となっています。
トランプ氏は2日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「(新たな)合意の下では、ウランの濃縮を一切許さない!」と投稿しました。
トランプ氏のコメントについて問われたロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は、「各国は平和的エネルギーを利用する権利を有しており、原子力の平和的利用は国際原子力機関(IAEA)の厳格な管理下でのみ行われなければならない」と述べました。
「われわれは各国がこの権利を保持すべきだと信じている」と付け加えました。(AFP)