ハノイの国立葬儀場での追悼式には、トー・ラム党書記長、ルオン・クオン国家主席、チャン・タイン・マン国会議長をはじめ、党・国家の指導者と元指導者、各省庁・機関・地方の代表、国際代表団、そして多くの市民が参列しました。

葬儀委員長を務めるルオン・クオン国家主席は追悼の辞において、チャン・ドゥック・ルオン元国家主席を「ホーチミンの思想と道徳を学び実践する輝かしい模範であり、忠実で模範的な共産党員であった」と称えました。そして、その逝去は党、国家、ベトナム国民、そしてご遺族にとって計り知れない損失であると述べました。

ルオン・クオン国家主席

ルオン・クオン国家主席は次のように語りました。

（テープ）

「党・国家の主要な指導者の一人として、常に責任感と模範性をもって党内の団結と統一を維持し、民主的かつ科学的な手法で職務を遂行されました。常に党と民族の利益を最優先され、模範的な生活を送られ、国民と国際的な友人から深く尊敬され、愛されました。88年の生涯、65年の党歴、50年以上にわたる革命活動を通じて、党と民族の輝かしい革命事業と国民の幸福のために全力を尽くされました。どのような地位にあっても、常に任務を良好かつ優秀に完遂し、革命道徳の模範となり、無私の精神で生涯を国と人民に捧げられました。そのお名前、ご功績、そして革命道徳の品格は、永遠にすべての幹部、党員、国民が学び従うべき模範であり続けるでしょう」

ホーチミン市で行われた追悼式

追悼の辞の後、参列者一同が故人に黙祷を捧げました。

ご遺族代表による謝辞の後、故人の棺は霊柩車に移され、ハノイのノイバイ空港からクアンナム省のチュライ空港へと運ばれました。埋葬式は本日午後3時、クアンガイ省ドゥックフォー町フォーカイン村の墓地にて執り行われます。追悼式と埋葬式の模様は、生中継で放送・放映されています。