(VOVWORLD) - 約3年半にわたる捜査と裁判を経て、奈良地方裁判所は21日、安倍晋三元総理大臣を殺害した罪などに問われていた山上徹也被告に対する判決を言い渡しました。
この事件をめぐる裁判では、2025年10月28日に行われた公判で、山上被告(45)が起訴された内容を認めたうえで、犯行の動機について、安倍元総理大臣が旧統一教会と関係があると考えたことへの強い憤りがあったと説明しました。被告は、母親がこの宗教団体に対しておよそ1億円を献金し、その結果、家庭が深刻な経済的困難に陥ったと述べています。
また、2025年12月18日に開かれた論告求刑公判で、検察側は、事件の重大性を踏まえ、山上被告に対し無期懲役を求刑しました。
これを受けて奈良地方裁判所は21日、検察側の求刑どおり、山上被告に無期懲役の判決を言い渡しました。判決は、社会に大きな衝撃を与え、日本国内で特に強い関心を集めてきたこの事件に、一つの区切りを付けるものとなりました。(NHK)