通貨危機は終わった、今やルーブルは上昇=ロシア財務相

ロシアのシルアノフ財務相は25日、ルーブルが急落するなどの危機的な状況はもはや終わった、との認識を明らかにしました。シルアノフ財務相は、中央銀行が先週実施した緊急利上げについて「政策金利は外為市場の安定化のために引き上げられました。そうした(危機的な)時期は過ぎた。ルーブルは今や、上昇している」と強調しました。また、安定した状況が続けば、金利は引き下げられる、と述べました。
一方、来年の財政赤字については、対国内総生産比で0.6%としている従来計画より「かなり膨らむ」との見方を示しました。
ロシアの主要輸出品である原油価格の下落や、ウクライナ問題を受けた欧米による制裁を背景に、ルーブルは先週、過去最安値に落ち込みました。ただその後は、当局が利上げや穀物輸出抑制、非公式な資本規制などの措置を矢継ぎ早に打ち出したため、ルーブル相場も回復しています。