お手本になっている長老ア・ボさん

(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方コントウム(Kon Tum)省に住む少数民族スーダン(Xo dang)族の人々は、ホーチミン主席への敬愛の念を抱き、ホーチミン主席をお手本にしています。ダクハー(Dak Ha)県ダクロン(Dak Long)村トアテム(Tua Tem)集落党委員会委員長のア・ボさんは、ホーチミン主席をお手本にする典型の一つとなっています。
お手本になっている長老ア・ボさん - ảnh 1ア・ボさん(左)

8月末、南部各省における新型コロナウイルス感染症が複雑に推移している中で、この感染地域から21人がコントウム省に戻ってきました。疫病の感染拡大を防ぐために、ア・ボさんは、常に、それぞれの村人の家に行って、疫病対策の遵守や環境衛生などを宣伝しました。

ア・ボさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「現地の住民に経済発展を遂げるよう働きかけるために、それぞれの家庭の家に行って、経済発展のための考え方や、畜産、栽培の方法などを宣伝します。その他、居住地の文化的生活作りのため、住民らに団結の強化、子どもの学習に配慮するよう働きかけます。」

お手本になっている長老ア・ボさん - ảnh 2コーヒーの木の手入れ方法を教えるア・ボさん

ところで、ア・ボさんは、元々教師であり、それに、党、国家、各レベル行政当局の主張を深く理解しているため、相手に分りやすく伝えることができるのです。例えば、「ホーチミン主席の道徳、思想、ライフスタイルを見習おう」という運動を促す政治局の指示5号を実現するに際して、ア・ボさんが委員長を務めるトアテム集落党委員会は、ダクロン村にある9つの委員会の中でいつも先頭に立っています。

ダクロン村党委員会のチャン・ゴック・チュック委員長は次のように語りました。

(テープ)

「トアテム集落党委員会が指示5号を良好に実現したことを高く評価します。それは同委員会が効果的なやり方をとり、党員らと現地住民から応援された結果です。」

ア・ボさんは、自らの役割を活用して、地元の発展事業に大きく貢献してきました。ダクロン村が成立される7年前、貧困世帯の割合は73%を超えていました。現在、この数は37.2%に低下しています。経済発展において、ア・ボさんは、村人に対しコーヒーの木の栽培技術、手入れ方法、家畜の疫病対策などを積極的に教えました。ダクロン村祖国戦線委員会のア・ス委員長によりますと、トアテム集落には、スーダン族の家庭125戸が仲良く暮らしており、経済発展に励んでいます。その結果の影には、ア・ボさんの貢献がありました。

ア・スさんは次のように語りました。

(テープ)

「ア・ボ長老は、現地住民への党、国家の新たな主張や政策の宣伝活動に熱心な人です。彼は、自分の子や孫だけでなく、村人たちが見習うべきお手本であると思います。」

ダクロン村の住民たちの生活が日々改善されるつつあるにつれて、スーダン族の人々の良き文化的伝統が保たれ、発揮されています。これらはア・ボさんの功労に頼るところが大でした。

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