グェン・タン・ズン首相のミャンマー訪問


この訪問はあらゆる分野において、ミャンマーとの協力関係を促進するとともに、ベトナムがメコン川流域開発計画へ積極的に参加するベトナムの意向を強調するものです。

ベトナムとミャンマーは1975年5月に外交関係を樹立して以来のこの35年、両国間の伝統的友好協力関係の促進に全力を尽くしてきました。2011年の両国間の取引総額はおよそ1億8千万ドルに達する見込みで、昨年同期と比べておよそ19%増となります。

両国は毎年、貿易見本市を開催しています。しかし、ベトナム商工省所属多国間貿易政策担当局のレー・クアン・ラン副局長は両国間の取引額は両国の潜在力に比べて劣っていると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「現在、ベトナムとミャンマーとの取引総額はアセアン加盟諸国間のものと比べるとまだわずかです。そのため、私達は両国の企業間の双方訪問、投資と貿易に関する情報の交換の促進など両国間の取引額の増加に取り組んでいます」

レー・クアン・ラン副局長はこのように語りました。

昨年末開かれたベトナム・ミャンマーの経済、文化、科学技術の協力に関する合同委員会会議で、両国は農林業、水産物、交通運輸、エネルギー、情報、医療、文化、教育、観光などの分野における協力を強化する為の多くの具体的な措置について討議しました。

両国は民間航空輸送協定、貿易協定、観光協力協定、農業、工業用作物、水産物、銀行、金融、航空、情報通信、石油ガスなど12の優先分野における協力に関する共同声明などを締結しました。

ベトナムとミャンマーは2国関係のほか、アセアン、メコン川流域開発計画、ACMECSイラワジーチャオプラヤーメコン経済協力戦略など地域と国際のいくつかの組織の枠内にも緊密に協力しています。

今回のミャンマー訪問に、ズン首相はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、中国の指導者とGMSメコン川流域開発計画第4回首脳会議に出席します。「メコン川流域開発計画の戦略的なパートナー関係の新しい10年間」をテーマとした今回のGMS首脳会議では加盟諸国のインフラ整備、人材育成、世界経済への参入を促進する為の措置について討議が集中的に行なわれます。アジア大洋州局の石兼公博(イシカネ・キミヒロ)審議官は次のように語りました。

日本語テープ

イシカネ審議官はこのように語りました。

グエン・タン・ズン首相の今回のミャンマー訪問は両国間の伝統的協力関係を促進するとともに、相手の市場に進出している両国の企業が直面している困難を解決する為のものと言えることでしょう。


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