2012年、ベトナム経済は多くの困難に直面したにもかかわらず、ベトナムへの外国直接投資総額は130億ドルを、対ベトナムへのODA政府開発援助は64億ドルを超えました。これらの数字はベトナム経済の展望に対する外国投資家や国際諸組織の信頼を示しています。特に、昨年、国外在留ベトナム人に対する母国ベトナムへの送金総額は100億ドルを超え、前の年と比べて急増しました。これらの送金は主に生産経営への投資ですが、その中には、農村部や遠隔地の貧困解消にも寄与しています。
ベトナム外務省のファム・ビン・ミン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「外国からの送金額は1991年以来、ベトナムへの外国投資総額のおよそ60-70%を占めています。これは国の発展事業とベトナムドンと米ドルとの両替の安定化だけでなく、ベトナムの外貨準備高の増加に寄与しています。」
また、2012年、ベトナムは19年ぶりに、輸出超過国となりました。経済専門家は世界経済とベトナム経済が困難に直面している中で、これは非常に際立った成果だと評しています。この成果を収めることには外交部門の努力を抜きにして語ることはできません。

ファム・ビン・ミン外務大臣
先ほどのファム・ビン・ミン外務大臣によりますと、2013年、世界経済の困難が続くことが予測されていますが、ベトナムの経済外交は世界各国の経済に関する情報を提供した上で、国内の各部門や機関に対し、アドバイスすることに力を入れると明らかにしました。また、ベトナム外交部門は国内企業に対し、協力潜在力がある外国の市場や企業を紹介します。特に、外交部門はアメリカがベトナムのエビに対する反補助金手続きの提出の危機を踏まえ、国際市場におけるベトナムエビの威信の保護を補助します。ミン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「外務省はベトナムの関連各部門や機関にこの問題に関する情報を早期に提供しました。今年7月まで、外務省は商工省、及び、ベトナムのエビの輸出連盟と協力して、いくつかの具体的な措置を実施します。第1はこの起訴を受理する主要機関である商務省、国際貿易委員会と協力して、ベトナムのエビ養殖業者とアメリカ消費者に対するこの起訴の影響を客観的に評価するということです。第2はアメリカの輸入業者に客観的な情報を提供するということです」
現在、ベトナムは国外へおよそ100の外交機関を開設しています。これらの機関は経済外交の強化のため力を入れています。2012年、外交部門は世界経済への参入に関する総合的戦略の作成を完成しました。2013年、経済外交が幅広く実施されます。先ほどのミン外務大臣は次のように語りました。
(テープ)
「2013年、私たちはラテンアメリカとの関係を強化する一方、中東地域、アフリカとの関係を拡大します。これらの市場の潜在力は非常に豊富だからです」
政治外交、文化外交とともに、経済外交はベトナム外交部門の3本柱の一つとして、国の発展事業に大いに貢献しています。