外国人投資家の目で見たベトナムの2012年の経済

2011年に世界的な経済不況が続いており、今後どうなるか予測出来ない状況になっています。こうした背景の中で、ベトナムはチャンスを見逃さなければ、世界各国からの投資を誘致する魅力的な場所となる見通しです。これは新年に、外国投資家やエコノミストらが出した見解です。

専門家らによりますと、2012年、ベトナム経済は世界経済の不況の影響を免れることはできないとしています。注目すべきことは今後外国直接投資の誘致は難航します。しかし、この5年間、外国直接投資額を年平均100億ドルを誘致してきたベトナムの投資誘致政策と投資環境は、外国投資家を魅了していることを示しています。

国内外の研究結果によりますと、ベトナムは今後も、外国人投資家にとって魅力的な投資先となります。ベトナム商工会議所の研究結果によりますと、ベトナムで事業活動を行なっている外資系企業の66%は今後2年以内にベトナムでの生産活動を拡大することを望んでいます。

世界110ヶ国以上を網羅する国際会計事務所グラント・ソントン インターナショナルのアレックス マクベスのPHBサービス グローバル・リーダーは「ベトナムは中国、インド、ブラジル、ロシアに次いで経済力がある国として浮上すると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは経済が急速に発展している地域にあります。この地域のインドや、韓国とEU欧州連合との貿易関係は良好に発展していますが、ベトナムとEUとの貿易関係も発展することを望んでいます。ベトナムはこの機会を見逃さないように、外国投資家に有利な投資環境を整える必要があります。欧州諸国の企業は常に世界で最も有利な投資先のリストを作成していますので、ベトナムはこのリストの上位に立つように、有利な投資環境を作り出さなければなりません」

アレックス 氏はこのように語りました。

IFC 国際金融公社の地域事務所のアンドレー・シモン代表はベトナム経済を楽観視しています。その理由は2011年に、ベトナム政府は企業の困難の解決、経済の復興、通貨政策の調整などに力を入れてきたということです。 アンドレー・シモン代表は次のように語りました。

(テープ)

「2012年に、世界経済の低迷が続き、これはベトナムに一定の影響を与えますが、マクロ経済の安定化、国営企業と銀行システムの再構築に取り組んでいるベトナムは経済成長率およそ6%に維持することができると思います」

アンドレー・シモン代表はこのように語りました。

経済専門家はベトナムは2012年に、経済成長率を維持する為の多くのチャンスを手にしているとの見解を示しました。世界経済への参入を急速に進めているベトナムは、外国からの技術と資金を容易に得るようになります。しかし、これらの条件を十分に活用するため、ベトナムは行政改革、情報通信、交通のインフラ整備を強化させる必要があります。

ベトナム欧州商工会議所のアランカニー会頭は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムに対するヨーロッパの各企業の信頼度が多少薄くなってきたと言えます。その理由は様々ありますが、中には、ベトナムは投資許可証の発給所要時間が長いことや投資環境の改善があまり進まないことなどがあります。2012年、ベトナムは投資環境の改善のため、効果的な対策を取ることを望んでいます」

アランカニー会頭はこのように語りました。

外国投資家の希望はベトナム政府が2012年に実施する対策の柱です。ベトナムは多くの困難に直面しながらも、数多くのチャンスに恵まれることでしょう。

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