日越国交樹立40周年記念青少年交流事業 第2回作文コンクール
リスナーの皆さん、こんにちわ、アンです。今日のこの時間は「日越国交樹立40周年記念青少年交流事業作文コンクール」についてご紹介します。
2012年から、IFA=日本国際フレンドシップ協会は、日本の社団法人東京都専修学校各種学校協会や、財団法人日本語教育振興協会、および、ベトナム教育養成省、外務省、VOV=ベトナムの声放送局などと協力して、ベトナム人生徒・学生を対象にベトナム語と日本語の作文コンクールを開始しました。昨年は初めてですが、ベトナムの生徒学生から支持を受けました。
第1回コンクールには2400人以上が応募しました。応募者は若くて、その年齢は12歳から25歳まででした。そのうち、4人が1等賞になり、日本に1週間招待されました。この作文コンクールはベトナム人生徒・学生に日本の教育サービスを紹介するだけでなく、両国国民の文化交流、相互理解を深めるためにも寄与すると評価されています。
第1回コンクールの成功を踏まえ、今年も、IFAと協力者らは第2回作文コンクールを行っています。今回のコンクールは日越国交樹立40周年を記念する活動でもあり、深い意味があるとされています。
これに関し、このコンクールのコーディネーターとして活躍するVETEC=ベトナム教育訓練校流センターの鈴木美生さんは次のように明らかにしています。
(日本語のテープ)
さて、このコンクールの主旨について、組織委員会は次のように強調しています。
「近年、ベトナムと日本との関係は経済・文化・学術などにも親密度を増してきている。ベトナム人若者にとっても日本のアニメは子供のときから親しんで身近な存在となってきた。今の彼らが毎日利用しているのは日本製バイクであったり、ゲームやパソコンであったりする。
彼等のその様な日々の中で感じたり、思ったり、将来のことや過去の大事な思い出など、また、彼らにとって、日本との関係がどうであったのかなどを言葉として文章にしていただき、日本とベトナムの将来に繫げて行けるような礎になって欲しいと思い、作文コンクールにした。この作文コンクールを通して、日本とベトナムを考えて将来のベトナムの社会の中で活かして欲しいと思う。
それは留学・勉学・生活等に形で現れてきて、日系企業への就職や貿易など係わりを持っていくことだろう。ベトナム教育養成省・ベトナム外務省などの共催を得て、今年はハノイとホーチミン市の若者に参加を募集する予定だ。」
第1回コンクールと比べ、今回のコンクールは新しい点があります。これについて、先ほどの鈴木さんは次のように明らかにしています。
(日本語のテープ)
今年中、様々な越日国交樹立40周年記念活動が活発に行われています。そのうち、IFAの作文コンクールは経済面でも、外交面でも、友好面でも意義があると評されています。そして、今後もこのような活動が引き続く開催され、両国間の言語障壁の撤廃や、文化面での相違点の縮小、相互理解の深化、協力関係強化などに寄与すると期待されています。
以下は前回のコンクールの受賞者の写真です(写真提供:VETEC)。
ホアン・ミン・チャンさん
レー・ホン・ハーさん
グエン・トゥアン・アィンさん
ファム・アィン・トゥアンさん