今週の主な国内ニュース(8月22日~27日)


今週の主な国内ニュース(8月22日~27日) - ảnh 1
会議の光景(写真: TTXVN)


*今週、ハノイで「対外活動や国際社会への参入の効果向上・第12回党大会の対外路線の遂行」と題する第29回外交会議が開幕しました。会議で、グエン・フ・チョン共産党書記長は「この70年間、ベトナム共産党とホーチミン主席の指導の下、外交部門は輝かしい成果を収め、ベトナムならではの外交をつくりあげた」と強調するとともに、対外活動に関する5つの教訓を取り上げました。また、チョン書記長は外交部門に対し、外国駐在代表事務所に具体的な任務を委託し、国内外の情勢の予測能力を向上させると同時に、祖国の独立、主権、領土保全の確保、平和かつ安定した環境の維持に尽力するよう求め、次のように語りました。

(テープ)

「近隣諸国、大国、従来からの友好国との関係を重視するとともに、ASEAN共同体の中核的な役割の向上に取り組まなければなりません。また、独立、主権、領土保全の尊重、内政不干渉、平等、互恵を基礎に協力を強化する必要があります。さらに、外交部門は文化、芸術、情報通信分野と連携して、草の根外交や文化交流を進めるべきです。」

*今週、ハノイで開催された第29回外交会議で、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は演説を行い、その中で、「国の主権保護、安全保障、経済社会発展などにおいて、中核的国益は何か、必ず守らなければならないことは何か、譲られる利益は何かということを明らかにしなければならない」と述べると共に、建設的政府作りという精神を強調した上で、外交部門に対し、建設的外交作りに取り組むよう求めました。

*ブルネイのハジ国王の招きに応え、26日、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席夫妻と高級代表団はハノイを発ち、26日から28日までのブルネイ国賓訪問を行っています。この訪問は第12回ベトナム共産党大会の外交路線の遂行を続行すると共に、両国間の友好関係と多面的な協力関係の深化に寄与すると期待されています。ベトナムとブルネイは1992年2月29日に外交関係を樹立し、現在、両国関係は、発展の道を辿っています。

*今週、ハノイで、環境保全に関する政府のサテライト会議が行われました。席上、グェン・スアン・フック首相は環境汚染状況と環境保護法の違反が深刻になっており、住民の生活と社会不安に悪影響をもたらしていることを指摘しました。また、フック首相は「環境保全法を良好に履行することは、住民の生活保護にも寄与する」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「投資プロジェクトの誘致を呼び掛ける際に、環境保全の基準に配慮する必要があります。決して経済を優先させて、環境を無視する経済成長を目指してはならない。環境汚染に繋がる時代遅れの生産技術の導入、プロジェクトの実施は許可しないということを強調したいのです。」

*8月25日のボー・グェン・ザップ将軍生誕105年を記念して、今週、ハノイで、「ベトナム革命とボー・グェン・ザップ将軍」をテーマとした科学座談会が開かれました。座談会に参加した代表は80年間にわたり、革命事業にささげてきたザップ将軍の大きな功労と清廉な革命道徳について意見交換をしました。代表者らはザップ将軍はフランス植民地主義者の支配に終止符を打った1954年のディエン・ビェン・フー作戦を始め、ベトナム人民軍の大きな勝利と密接に結び付くものである」と強調しました。また、座談会に参加した代表は「ベトナム革命事業に対するザップ将軍の大きな貢献と質素な生活はいつまでも、ベトナム国民の輝かしい手本となっている」との見解で一致しました。その他、全国各地で、ザップ将軍生誕105年を記念する様々な活動が行われました。

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