上空から望むホーチミン市(写真:Lương Ý/VTC News) |
ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。
タオ こんにちは、タオです。
ソン タオさん、ホーチミン市では、空から街を楽しむ観光ツアーが再び始まるそうですね。
タオ はい。ホーチミン市観光局は、航空会社や旅行会社と連携して、12月にヘリコプター遊覧ツアーを再開する方針を発表しました。以前、試験的に運航された際には、国内外の旅行者から「新鮮でユニークな体験」として高い評価を受けていたんですよ。
ソン 今回のツアーは、ビナグループ国際旅行という会社が運営を担当します。ヘリコプター遊覧だけでなく、模擬飛行体験など、三つのタイプのプログラムを用意しているそうです。
タオ そうですね。さらに、企業や富裕層の視察需要にも対応するチャーター便サービスも展開し、航空観光の新たな可能性を広げようとしています。
ソン 上空から眺めるホーチミン市。高層ビルが立ち並ぶ中心街から、曲がりくねったサイゴン川まで、一望できるなんて、まさに特別な体験ですね。
小松みゆきさん(写真:本人のFacebook) |
タオ 12月のツアー再開が、ホーチミン観光の新たな魅力として多くの人に受け入れられるといいですね。それでは、ここでリスナーの皆さまからのお便りをご紹介しましょう。はじめに、新潟県じょうえつ市のいまい・やすしさんからのお便りをご紹介します。
― ベトナムの声放送、日本語担当の皆様へ、新聞の広告で、1994年から2022年まで、およそ30年にわたって、日本語放送のアドバイザリースタッフを務められた小松みゆきさんの新しい著書『翔んでベトナム30年』が発行されると知り、さっそく購入して読みました。5つの章に渡って構成されていますが、その中の1章が『VOVベトナムの声放送と私』の題で、40ページに渡って思い出がつづられています。ベトナムの声放送日本語の紹介から始まり、スタッフ不足と予算不足で日本語放送削減の危機を残された数少ないスタッフと共に乗り越えた、そのご苦労も記されています。ベトナムのオフィスでのユニークでほほ笑ましい習慣も書かれていて、日本とは違う職場環境は、うらやましいとしか言いようがないですね。みなさんは今でも昼寝してますか?ベトナム戦争の終結を決めたサイゴン陥落のニュースを日本に伝えた中村信子さんとの関係や、小松さんをVOVに誘ったマイさんとの日本旅行記、東日本大震災が起きたときにVOV東京支局長であったホアン・リエン・ソンさんがどのような行動をしたか、VOVのオフィスも登場した映画『ベトナムの風に吹かれて』での撮影ウラ話など、興味深い内容がてんこ盛りで、とても読みごたえのある章でした。最後を締めくくる言葉『だからVOVは職場であるとともに、かけがえのない暮らしの場であったのだと思う』異邦人である日本の女性にそう言わせるのですから、これはベトナムと皆さんへの最高のほめ言葉に違いないのです。
ソン いまいさん、あたたかいお便りをありがとうございます。小松みゆきさんの著書『翔んでベトナム30年』をお読みくださり、「VOVベトナムの声放送と私」の章に心を寄せていただいたこと、うれしく拝見しました。危機を乗り越えた日々や仲間との絆の描写は、私たちにとっても胸に響くものです。
タオ 「VOVは職場であるとともに、かけがえのない暮らしの場」という言葉は、今の私たちにも深く響き、励ましになっています。ご質問の「お昼寝文化」についてですが、ベトナムでは今も短い休息を取る習慣があり、放送の合間に仮眠を取るスタッフもいます。
ホアン・トゥイ・リンの代表的ヒット曲の一つ「See Tình」(写真:VOV.VN) |
ソン 貴重なご紹介に感謝いたします。機会があれば、番組でも本の中のエピソードをご紹介してまいります。これからも「ベトナムの声」日本語放送をよろしくお願いいたします。次に、鳥取県鳥取市のやまかわ・まさひろさんからのお便りをご紹介します。
― ベトナムの声日本語課スタッフの皆様へ。40数年振りにお便りします。きっかけは、ここ数年、職場にベトナムの方が実習生としてたくさん働かれています。ふとしたきっかけで何人かと親しくなりベトナムの話をするようになりました。ホーチミンの方から来られている方が多いです。氏名が長くて、なかなか覚えられなく、苗字ではなく名前で呼ばせてもらっています。そういうわけで、ベトナムの声にもダイヤルを合わせた次第です。当初、9840kHzに合わせていましたが、受信状態が思わしくなく12020kHzに合わせたら、思いの他良好で、毎夜ダイアルを合わせるようになりました。ネット配信もあり便利な時代になりましたが、やはり短波で聞くのは独特の良さがあります。今日の放送で「ホアン・トゥイ・リン」さんの「See Tinh」が流れていて軽快で覚えやすい曲だなあと感じました。ではまたお便りしたいと思います。毎日の放送、大変でしょうが、今のベトナムを伝えるべく、がんばってください。
タオ やまかわさん、温かいお便りをありがとうございます。40年ぶりに電波で再会でき、スタッフ一同とてもうれしく拝聴しました。職場でベトナムの実習生の方々と交流されているとのこと、心温まるお話ですね。ベトナムでは「姓・ミドルネーム・名」の順で表記し、普段は名前で呼び合うのが一般的です。
ソン 受信状況のご報告もありがとうございます。夜は12020kHzが良好とのこと、短波ならではの「届いた」実感はやはり特別ですね。今後もぜひ様子をお知らせください。
タオ 番組でおかけしたホアン・トゥイ・リンの「See Tình」も楽しんでいただけて何よりです。これからもリクエストやご感想をお寄せください。また電波の向こうでお会いしましょう。
インドネシアからのリスナー代表団がVOV5本部を訪問(写真:VOV5) |
ソン 次に、ペルーのジョニー・アントニオ・ラミレス・ロペスさんからのコメントをご紹介します。
― 2025年ベスト・ショートバンド放送局、地球5大陸のラジオリスナーの皆様、この重要な世界投票について広く知らせましょう。ぜひご参加いただき、私たちの愛するラジオ局「ラジオ・ボイス・オブ・ベトナム」を応援し続けてください。2024年には6位にランクインしましたが、今年は創立80周年を迎えるにあたり、さらに高い評価に値します。もっと高い順位にふさわしい番組です。添付は、私たちの良き友人であり同僚でもあるアントニオ・アベリーノ氏が率いるブラジルのDXクラブ「SEM FRONTEIRAS」による投票結果です。もしこれを読んでくださったなら、感謝と敬意、そして温かいハグを送ります。ぜひソーシャルメディアを通して、お知り合いの方々にもシェアしてください。さあ、投票に参加しましょう。今こそ、言葉だけでなく行動で、私たちの愛するVOVを応援しましょう。
タオ ロペスさん、ペルーからの力強いメッセージをありがとうございます。VOVの80周年に合わせて、世界投票への呼びかけと温かいご声援、大変心強く拝読しました。昨年の6位という評価に恥じないよう、番組内容の充実に一層努めてまいります。
ソン なお、こうした投票は独立した団体が主催するもので、参加方法や締め切りは各主催者の案内に従ってご確認ください。情報共有にも感謝いたします。これからも受信報告や番組へのご意見をお寄せください。遠くペルーへ、感謝と敬意をこめて。
タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 北海道いしかり市の・うえだ・ともはる・さん
・ 東京都北区の・よしだ・ひろし・さん
・ 東京都みずほまちの・おの・たかお・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 神奈川県横浜市の・えびづか・もとい・さん
・ 新潟県じょうえつ市の・いまい・やすし・さん
・ 静岡県はままつ市の・たにだ・ゆういち・さん
・ 京都府京都市の・なかむら・けいすけ・さん
・ 兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さん
・ 福岡県北九州市の・きのした・ひろみち・さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん
・ インドのSiddhartha Bhattacharjeeさん
・ インドのNajimuddinさん
・ インドのAnand Mohan Bainさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週またお聞きいただきましょう。
Chao cac ban