
イスラエル住宅省は先頃、イスラエルが占領するヨルダン川西岸と東エルサレムにユダヤ人入植住宅約1700戸を建設するための入札を行うと発表しました。7月に再開したイスラエルとパレスチナによる和平交渉に影響しそうです。イスラエル軍ラジオは、今後2カ月間で交渉が進展しない場合、米国が独自の合意案を提案する用意があると伝えました。
イスラエルは和平交渉に伴う信頼醸成措置として7月以降、パレスチナ人服役囚計52人を釈放しました。今回の入札発表はこうした措置を批判する政権内強硬派への配慮と見られますが、パレスチナ側は「交渉の破壊行為だ」と反発を強めています。
中東訪問中のアメリカのケリー国務長官は今週、イスラエルのネタニヤフ首相やパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談する予定です。イスラエル軍ラジオは、パレスチナ側の担当者の話として、アメリカは、和平交渉の中心課題について、アメリカ独自の立場を盛り込んだ合意案を提示するだろうと伝えました。